Tuesday 18 September 2012

入国拒否の翌日には英国入り! その方法とは

前回のつづき、入国拒否を言い渡された後。
やっと面会が許されました。彼氏と4時間ぶりの再会!

私「ごめん、あたし入国できないわ。てへっ(とショック隠し)
彼「よし、一緒に体勢をたてなおそう!」
とあっさり。多少の動揺もあったけど…そこは省略(^_^;)

自分だけ入国してもいい立場で、
しかも仕事が始まる日が迫ってて余裕ないはずなのに
迷わず私に付き添う方を選んでくれ、ちょっと元気が出た。
っていうかこれ釈放?ていうより、
あとはこのままお引き取りください、って感じで、
フランス警察に引き渡されて
最寄りの署まで送ってもらいました。
目の前に郊外ショッピングセンターが
どーんとあるだけ、夜8時で既にバスもない…

これからどーせいちゅーねん!!!!

幸い、ショッピングセンターにマクドナルドが。
wifiに接続して作戦会議開始。

さて入国が許されなかった理由は、
・イギリスから出国して日本に帰る
確実な意思表示と証拠(航空券)がない
・イギリスで不法就労しない証拠になる
資金を証明する書類がない

これをクリアすれば入れるはず。
書類を揃えて再チャレンジだ!by M

マック閉店の22時までの間大急ぎで、
・航空券予約確認書
・銀行残高画面
・旅程表
・念のため彼の招待レター
を準備。

あとは寝る場所を探すだけ。。
港近くの郊外なだけあって、
周りは道路とだだっ広い芝生。
もちろん野宿です。
インドにいって戻ってきた荷物全部持参してたので
当然テントも持っているわけ。
道路からちょうど死角になる芝生の端っこで
無事朝まで安眠できました(´Д`)

翌朝、Calaisまで長距離バスで来てたので、
彼が以前フェリーに乗る車を
ヒッチハイクした経験があるという
Danquerkeという隣の港にバスで移動しました。

途中で書類を印刷する店が見つからず、
適当に入った車修理屋で頼んだら
(フランス語話せないので、もう勢いで!)
全部印刷させてくれました。
港に着いてヒッチハイク!を始めた頃すでに夕方近く。

コツは、車がフェリーチケを買う場所
=ゲートの近くでヒッチすること。
1時間ほどで、ルーマニア人のおいちゃんが拾ってくれました。
施されたルーマニア式ピザを食べつつ、
問題の入管へ…

Calaisの団体用と違って小規模でしたが、
昨日の入国拒否歴がパスポートにも
システムにも記録されているようで
しかも前日に拒否されているのを覆すだけの証拠が必要
ってもっともな理由で、やはり
interviewという名の質疑応答は避けて通れませんでした。

しかし!今日の審査官は話のわかる男だった!
超同情的で、上司に掛け合ってくれ、
フェリー出発時間(1時間以内)までに
なんとかすべて終わらせてくれたのです。
上司含め4時間拘束された前日とは大違い。

結果。もちろん、出ました、入国許可!!!!
夜8時のフェリーに間に合い、
やっと国境というか海峡を渡ることができました。
ありがとう、Phil!
多分係の兄ちゃんの名前そんなんだった。

実言うと、拒否の宣告を受けた直後は、
いったんイギリス諦めて、大陸残って、
日本に帰る予定が立ったら
航空券買って出直そうか…って弱腰だったので。
もういちど万全の状態で
挑むやる気を出せたのはMのおかげです。

というわけで、ここで日本行きが不本意ながらも決定。
5ヶ月後の8月24日にスペインを発つことにしました。
約束に忠実な日本人として、
予定どおり3ヶ月でイギリスを出て。
イタリア、スペインをまわり
予定通り帰国したのでした。

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