Thursday 29 August 2013

CELTA受講記その4 Language Related Tasks

CELTA受講生にとって、TP=実習同様に重要で
同じくらい苦しむのがコース中の課題。
全ての課題をexcellentで一発パスする事は
final gradeの底を上げる要素の一つだと思います。
なので、コース経験者として攻略法を考えてみました。
ネイティブ、ノンネイティブかかわらず
再提出はざらなので、未然に防ぐための参考になるかも。

-Language Related Task 1(第一週目の木曜提出)
学習者が陥りやすい間違いやよくある疑問点を
分析・説明できるようになるのが目的。
1は、6つの文例について以下のポイントで分析するだけ、A4×1ページ。

a) Identify the underlined structure by its grammatical name
b) Analyse and show its form
c) Explain its use in this context
英語の仕組み・ルールを系統立てて学んできた
non-nativeにはやりやすい課題でしょう。
コースで推薦されている文法書が手元にあれば安心かと。

例:She's worked there since 1996.
a) present perfect simple
b) have/has + past simple
c) The present perfect simple is used here to describe an action that started at a point in the past and has continued until the present.

私の解答例:
She's studying architecture.
a) present continuous
b) "be" third person singular simple form, contracted('s) + "study"-ing
c) state/action temporarily happening 'around now'

They're leaving for Paris on Thursday.
a) present continuous
b) "be" plural simple form, contracted('re) + "leave"-ing
c) fixed future action already arranged


-Language Related Task 2(第二週目の木曜提出)
同じような文例の分析ですが、
timeline、CCQ(concept checking questions)、
phonologyの視点から説明するタスク。
これは項目も多いし、一回で通る人ががくっと減った。
私もタイムラインとCCQの説明不十分で再提出に。
Concept Checking Questions and Timelines by Graham Workman(無料PDF)
を参考にして書けば簡単だったのですが、調査不足で。
同じTPグループの子達とファイルをシェアしてやり直し。
一発でPassしたければ少し念入りに本を読んでから出そう。

例えば、私がミスったタイムライン
(時間の流れと行動から理解を補助する図)
I remembered to do it.
I remembered doing it.
↑のリンクの47、48ページ目を丸写しにすればオッケーですw

CCQでミスった(不十分だった)問題。
CCQとは、文や語句の意味(Concept)を
明らかにする(Checking)ための質問(Question)
講師から生徒に投げかけることで理解を促すことができます。
例えば、6 employees were laid off.、
-Do they work for the company now? No. で
現在雇用されてない事を
-Was that their own decision? No. で
自主退職ではなくて雇用主に解雇された事をチェック
さらに、lay offとfireの違いをチェックする質問が
必要だったそうで再提出に(^_^;)

あと私は問題なかったのですが、音韻分析の項目があります。
特に、connected speech(詳しく知りたい方はリンク先へ)に注目して、
下線の引いてある場所の、
・発音記号
・sentence stress
・connected speech(例があれば)
について書き込むという内容。

解答例です。(一番大きい●が通常のsentence stress)
                  ●         ●         ● 
Let's go for a walk in Green Park.
     weak form↑  ↑intrusion ↑catanation       ↑assimilation

/lətsˌgəʊfərəˌwɔːkɪnˈɡriːmpɑːk/

左から順にざっと解説すると、
・forはstrong formでは/fɔː/なのがこのように
文の中での発音は/fə/(ə=schwa)です。

・イギリス英語ではforのrは発音されないのですが
後ろに母音がくっつくと発音され、

 /fərə/になります。
・walk inのように、子音で終わる語+母音で始まる語は
合体して
/wɔːkɪn/と発音。
「ウォーキン」に近いです。
「ウォーク・イン」と言う人はいませんよ、ということ。
・Greenの/n/が、Parkの/p/音につられて/m/になってしまうという現象。

これでLanguage Related Tasksは終わりです。
それでいいのかというと、
ここで解答した内容を説明に混ぜて
実際のレッスンで教えらるようになって一人前です。
私はそこまで深く掘り下げて説明する暇がなかなかなく
改善点の1つとして指摘されてました。
これが実習中にできたら、BやAグレードが近くなるのは間違いない!

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