Monday 26 August 2013

CELTA受講記その2 料金・時間割・課題作文

私以外にもCELTAを受けた日本人の感想を今更検索。
「CELTA 4週間 受講」でググってみて
最初に目に付いたのが料金!

4300USD≒42万円@LA

私の払った金額 いまのレート(1£150円強)で
£1185≒18万強 でしたけど?
英語教育のホットスポットとも言えるOxfordでこの価格だし
ロンドンの大手スクールでも1395GBP。
物価が高いイメージのイギリスが意外と穴場!
と結論づけたいところだけど
もいちど英語で検索したら
2495USD≒24万@ボストン
とかあるじゃないですか。

比較して高いところって=日本の留学エージェントが
・住まいの手配
・空港送迎手配(費用は別途請求)
・入学手続き
etc.etc...コースに関係ない雑用をしてくれるから
その手数料の上乗せ、と思う。
エージェントにとってはこれが仕事だっていうのはわかる。
入学手続きをすべて自分でこなす
自信がない人が利用するのもわかるよ。
語学学校とか、エージェント利用してるひと多いもんね。

でも、
CELTAを海外で受講するくらいの英語力で、
わざわざ4週間かけるなら
(私のスクールでは Cambridge Advanced English 'A' grade(=CPE 'C' pass) or IELTS 8.0)
このくらい自分で手配しなよー(´・ω・`)

例外:お金が余ってて手続き系はアウトソース
他の事する時間を買う人。
こーゆー人はなぜお金を使うのか
はっきり理由があって納得済みだからいいのだ。
けどそういう人がCELTAって、趣味以外考えられないけどね。

さて、肝心のコース内容に入ります。
時間割。
09:15~12:15 インプット(講義中心)
12:15~13:00 TP(Teaching Practice)=実習準備
14:15~17:00 TP&feedback

8時間ぶっつづけ、毎日濃いです。
午前中のインプットはすぐにTPに使えるテクニック等が主。
例: Classroom management&learner types/Phonology/Receptive skills procedures
  Testing and exams/Teaching young learners/Guided discovery/Error correction
ベテランの先生達が私たち相手に進めるこの授業自体が、
communicativeなCELTAの授業の
モデルになっており、実際モデルレッスンもある。
いくらスムーズな内容でも
自分も同じようにできるかというとそんなわけはないのですが。
先生の教え方や手順、ちょっとしたトーク、
板書の仕方など、あらゆる要素が
数十年の経験に裏打ちされた無駄のなさで、
職人技って言ってもいいかも。

肝心のTPはいきなり2日目から始まって
4週間で10回、計360分。
毎日教えるわけではないけど、
実習担当しない日は他の授業を観察する。
人の振り見て我が振り直せといいますが、
これが意外に貴重なのです。
上手に教えてる人の技を盗んだり、
しくじった人を反面教師にしたり。
家に帰るころには疲れ果てて寝るだけ…ならいいのですが
計5つの課題(うち3つは1000単語以内の作文)と
自分の授業のレッスンプランを同時進行するので、
要領悪い私は結局寝るのも夜中になります(;_;)

課題:
-Language Related Task 1&2
 作文というより演習。文法事項や
ニュアンスの説明の仕方の図や文を使って解答
-Focus on the learner (750~1000語)
 最初に担当したレベルから選んだ
生徒の英語を分析して、レッスン提案をする
-Language skills related task (750~1000語)
 authentic material(語学クラス用に作られていない文書等)
を使って授業をデザインする
-Lessons from the classroom (750~1000語)
 コースを振り返って、自分の強み&弱み、
他人から学んだ事と今後のアクションプランを書く

私はnon-native+こういうときだけは完璧主義の傾向がある人なので、
原稿にネイティブチェックを入れる時間を作るため
締切前日には一旦ほぼ完成してた。
当日はネイティブ達も余裕がないので(笑)

いちばん手をかけたFocus on the learnerなんか、
合計3回はネイティブチェック入れたのよー
それでも内容に完成品を前の学校に持って行って、
元担当講師(CELTAとDELTA経験者)に内容見てもらったのよー
それで気が変わって提出ギリギリまで内容修正してたのよー
おかげでこの課題はいろんな人(特にネイティブ)が
再提出になってる中一発合格!
tutorの評価も上々だったけど、
これがfinal gradeに関係するのか否か、完全に不明。

さすがに最後の課題(Lessons from the classroom)は、
提出日と私の最終レッスンが重なっていたので
当日ギリギリになり。
結果、誤字脱字やケアレスミスが添削されてました(^^;
自己流でやって再提出になった
Language Related Task 2以外一発で通りました。

それだけ頑張っても、聞いたら
受講生70~80%がPassグレードだそうな。
Pass Bはほんのひと握り、
でもって B >> 越えられない壁 >> A らしい。
私…課題一つ再提出だし、
授業もグレートだぜって手応えまでなかったし…
Passでおとなしく満足しましょう。

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