Wednesday 28 August 2013

CELTA受講記その3 レッスン実習

英語教授資格のコースは
TESL, TESOL, TEFLなど色々ありますが、
CELTAは間違いなく実践重視。
(TESOLの修士などでは理論中心)
「どんなど素人でも修了してすぐに
英語のクラスを持てる指導力を養う」中身です。

個人差はあってもみんないっぱしに成長してコースを終えます。
マジメに受けた人は97%合格するそうなので、
B(上から25%)やA(4%)ならまだしも、
passしたからって特に偉くはない。
雇用主的にはケンブリッジ認定された
=ある程度安心して雇える
というエントリー基準クリアだけ。

終わった今わかることは、
このコースを受ける意義・価値は詰まるところ
実習=TP(Teaching Practice)の経験から
今後の基礎になる指導力を得ること。
というわけで、今日のお題は1ヶ月でこなすTPの紹介です。

初日:配属されたレベルの授業をtutor(担当の先生)が
1クラス教えるのを観察するだけ。
1回目:同じグループの5人全員、各20分順番に教える
2回目:レッスンの長さが30分になり、
コースブックを使うようになる
4回目:40分、レッスンプランが要求される。
最初に受け持つレベルでの最終回。
8回目:初レッスン、再び各20分。プラン不要
9回目:40分、コースブックを使った最後のレッスン
10回目:60分、自分で探してきた題材とtextを使って最終レッスン

毎レッスン後渡される先生からの評価シート(↓画像参照)

開始から終わりまでの指導がこと細かに記録され、よかった点・課題点とともに
↑ Above Standard (S+)
 | Meets the Standard (S)
↓ Not to Standard (N)
の3グレードで評価がつきます。(´・ω・`)

先生からのfeedback sheet

こんな感じで表裏ビッシリとナレーション&コメントが!

本人は自分用のシートにレッスンの印象・
自分で感じた成功・失敗を記録。

このシート2種+レッスンプラン
+コースブックのコピーが1セットになって、
一回のレッスン記録として保存されます。

受講生ひとりひとりに用意される
"portfolio"(リングファイル)が
実物がないのでイメージ画像(笑)

課題作文とレッスン記録で
どんどん埋められていくという流れ。

最初の週は、ざっとしたレッスンプランが
用意されているのですが、
それでもみんなアガったりシクったりで、
思うようには進みません。

4レッスン目くらいから
レッスンプラン作成が義務になります。
3~4ページくらい。
1枚目はレッスンの目標、概要、想定される問題点など

細かいレッスン手順も書きます。
ちなみにこれは最終レッスンの内容

レッスンプランに手順を書き込んでいくと、
アクティビティとかの流れが大体頭に浮かんで
シミュレーションできるんだけど、
実際のクラスはその通りには運ばないし、
なれないと手順忘れて気まずくなるし(笑)
終わったあとすごくガッカリしたり、
逆にうまくいったと思った事が酷評されてたことも。

そんな10レッスンを経て、
最初の手順一つ一つがおぼつかない状態から
その日の目標遂行に集中できるようになってました。
前半指摘されていた事項は割と改善しましたが、
(↑例)指示がはっきりしない・
先生らしい威厳がない(声小さい、間の取り方etc)

それでも最後まで計算通りには運ばないのがレッスンです。
なにしろ、私の最大の課題はタイムマネジメント。
時間内にできる内容をプランすることと、
プランした内容を確実に執行すること。
この問題点の克服は、
次いつ教えができるのか…によるのよね(´・ω・`)
さていつになるのだろー。
だれか日本で仕事ください(笑)短期だけど(つд⊂)

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