13/1/2014 マクロビ合宿10日目
体調、快調。お通じも絶好調。
気になるところは乾燥肌くらいか?
この日の食事・授業の流れをまとめてみた。
朝飯
Milletのおやき
MilletとSquash&かぼちゃのおかゆ
蒸しor湯がいた野菜(キャベツ・ケール)
味噌汁
昼飯
玄米&朝のMilletの残り
湯がいたCollard・人参・キャベツ
野菜炒め(豆とか)
Pressed salad
味噌汁
ちなみに夜飯
ライスパスタなど
蒸し野菜
ピクルス
味噌汁
1限目 クッキングデモ(デモンストレーション)「玄米」
玄米には白米にはないネラルやビタミンが含まれるのだが、
発芽まで休眠状態であることなど諸々の理由で、
一晩水に漬けるのが良い。というのが多くの先生の結論です。
今回はこの4種の調理方法で食べ比べ!
-Short grain玄米+もち玄米を炊く(boil)-Short grain玄米を圧力釜で
(=Pressure cook→略:P.C.)
-Middle grain玄米を圧力釜
+Ohsawa Pot(土鍋?)でP.C
-Long grain玄米をオーブンで焼く(bake)
たかが米の炊き方とあなどるなかれ。
塩を一つまみ入れるだけで甘みが増したり、
昆布と一緒に炊いたら風味が増したり。
米の調理だけで色々バリエーションが楽しめました。
2限目 クッキングデモ「麦類- barley(大麦) Oats(オーツ麦)」
-Whole barleyとlentils(レンズ豆)のスープ P.C.した後に玉ねぎスープに混ぜる
-Whole barley&Chickpeas(ひよこ豆)をP.C.
-Whole barley "Gomoku" 土鍋でP.C.
-Pearled barleyサラダ 鍋で炊いた大麦を野菜と混ぜる
-Whole oats porriage(オートミール)
ひたすら煮る
こ、これが美味い!
3限目 主要栄養素の理想バランス(1対7の法則)
ミネラル:たんぱく質(+脂肪)=1:7
たんぱく質(+脂肪):炭水化物=1:7
炭水化物:水=1:7
水:空気=1:7
の比率で必要とされるので、栄養成分を調べると
玄米がもっともバランスが取れた食品である。
(100gあたりの栄養素)
ミネラル1.2g たんぱく質7.5g 脂質1.9g 炭水化物77.4g
1:7にかなり近いことがわかります。
●白米
ミネラル0.6g たんぱく質6.2g 脂質0.8g 炭水化物76.9g
ミネラル半減。海苔の佃煮(ミネラル)がおいしいわけだよね。
マクロビ入門者がレストランで白米しかないので
師匠にどうするか聞いたら、白米は別に悪くないが
ただ同等の栄養を得ようとすると
玄米の5倍の量を食べないといけないだけだ、と笑った、という話。
(You are all Sanpaku 桜沢如一(William Dufty)著より)
他の食品はどうだろう。
●あずき
ミネラル3.0g たんぱく質21.5g 脂質1.5g 炭水化物58.4g
たんぱく質に対して炭水化物が低い
おはぎにしたりもちと一緒に食べる、白玉ぜんざいにする
自然と、炭水化物を補う食べ方になる。
●うどん
ミネラル0.2g たんぱく質2.6g 脂質0.3g 炭水化物24.9g
足りないミネラルを補うために昆布やわかめを入れる、
たんぱく質・脂質は海老天を入れて補う。
●じゃがいも
ミネラル0.9g たんぱく質2.1g 脂質0.1g 炭水化物17.1g
たんぱく質が低いので、ステーキ等と組み合わせられている
(温帯・亜寒帯のマクロビ食からはじゃがいもは除かれている。
一端には、じゃがいもはニコチンを含むという理由もあります)
成分表を見なくても、人は自然と他の食品との食べ合わせで
バランスをとっているわけ。
玄米と同じくらい完全なバランスなのがもう1つあるんだけど・・
何でしょーか?
答え:母乳
乳離れの後は、玄米に移行するというのもわかります。
乳離れしても他の動物の乳を飲んでいるのは人間だけ。
マクロビはほぼまったく乳製品を使いません。というと、
カルシウムが摂れなくなる!とか反対意見が聞こえてきそうですが。
カルシウムの含有量も成分表で見ると一目瞭然。(100gあたり)
乳製品:牛乳118mg ヨーグルト120mg
穀類:アマランス490mg そば麦114g
豆類:あずき75mg ひよこ豆150mg 大豆135g きなこ226mg 納豆103mg 豆腐146mg
野菜:ブロッコリー103g 大根菜187g
カルシウム=牛乳 は幻想
というか商業による刷り込み。
で、さらにこんなことも!
動物性たんぱく質を消化するのにカルシウムが消費される。
肉食しながらカルシウム摂取が足りないと、
骨の中のカルシウムが出て行ってしまう。
骨粗しょう症の理由です。
カルシウムは海藻や野菜や豆や小魚で十分!
じゃあ何で牛乳飲むの?ってこと。
子牛が短期間で大きく育つのでわかるように、
牛乳は体を大きくする効果がある。
戦後の日本人が背がぐんと伸びたのはそういうわけなのですわ。
しかし、その成分が逆にカルシウムを奪ったり、
乳がん率の上昇の犯人だったり。
大人にとっては害はあっても利はないんじゃないか。って理屈。
昔の人たちが飲んでた牛乳と、
現代の大量生産牛乳は栄養の質も同じではない!
さらに工場牛は抗生物質を投与されている。なぜか。
年中人口妊娠で乳を生産してる農場は
実に昔ながらの自然妊娠で
一生を全うする牛の何倍も乳を搾り取るせいで
乳房が感染症にかかった病気の牛だらけだからだよー!
納得行かない人は、この記事を読むべし。(英語)
体調、快調。お通じも絶好調。
気になるところは乾燥肌くらいか?
この日の食事・授業の流れをまとめてみた。
朝飯
Milletのおやき
MilletとSquash&かぼちゃのおかゆ
蒸しor湯がいた野菜(キャベツ・ケール)
味噌汁
昼飯
玄米&朝のMilletの残り
湯がいたCollard・人参・キャベツ
野菜炒め(豆とか)
Pressed salad
味噌汁
ちなみに夜飯
ライスパスタなど
蒸し野菜
ピクルス
味噌汁
1限目 クッキングデモ(デモンストレーション)「玄米」
玄米には白米にはないネラルやビタミンが含まれるのだが、
発芽まで休眠状態であることなど諸々の理由で、
一晩水に漬けるのが良い。というのが多くの先生の結論です。
今回はこの4種の調理方法で食べ比べ!
-Short grain玄米+もち玄米を炊く(boil)-Short grain玄米を圧力釜で
(=Pressure cook→略:P.C.)
-Middle grain玄米を圧力釜
+Ohsawa Pot(土鍋?)でP.C
-Long grain玄米をオーブンで焼く(bake)
たかが米の炊き方とあなどるなかれ。
塩を一つまみ入れるだけで甘みが増したり、
昆布と一緒に炊いたら風味が増したり。
米の調理だけで色々バリエーションが楽しめました。
2限目 クッキングデモ「麦類- barley(大麦) Oats(オーツ麦)」
-Whole barleyとlentils(レンズ豆)のスープ P.C.した後に玉ねぎスープに混ぜる
-Whole barley&Chickpeas(ひよこ豆)をP.C.
-Whole barley "Gomoku" 土鍋でP.C.
-Pearled barleyサラダ 鍋で炊いた大麦を野菜と混ぜる
-Whole oats porriage(オートミール)
ひたすら煮る
こ、これが美味い!
3限目 主要栄養素の理想バランス(1対7の法則)
ミネラル:たんぱく質(+脂肪)=1:7
たんぱく質(+脂肪):炭水化物=1:7
炭水化物:水=1:7
水:空気=1:7
の比率で必要とされるので、栄養成分を調べると
玄米がもっともバランスが取れた食品である。
(100gあたりの栄養素)
ミネラル1.2g たんぱく質7.5g 脂質1.9g 炭水化物77.4g
1:7にかなり近いことがわかります。
●白米
ミネラル0.6g たんぱく質6.2g 脂質0.8g 炭水化物76.9g
ミネラル半減。海苔の佃煮(ミネラル)がおいしいわけだよね。
マクロビ入門者がレストランで白米しかないので
師匠にどうするか聞いたら、白米は別に悪くないが
ただ同等の栄養を得ようとすると
玄米の5倍の量を食べないといけないだけだ、と笑った、という話。
(You are all Sanpaku 桜沢如一(William Dufty)著より)
他の食品はどうだろう。
●あずき
ミネラル3.0g たんぱく質21.5g 脂質1.5g 炭水化物58.4g
たんぱく質に対して炭水化物が低い
おはぎにしたりもちと一緒に食べる、白玉ぜんざいにする
自然と、炭水化物を補う食べ方になる。
●うどん
ミネラル0.2g たんぱく質2.6g 脂質0.3g 炭水化物24.9g
足りないミネラルを補うために昆布やわかめを入れる、
たんぱく質・脂質は海老天を入れて補う。
●じゃがいも
ミネラル0.9g たんぱく質2.1g 脂質0.1g 炭水化物17.1g
たんぱく質が低いので、ステーキ等と組み合わせられている
(温帯・亜寒帯のマクロビ食からはじゃがいもは除かれている。
一端には、じゃがいもはニコチンを含むという理由もあります)
成分表を見なくても、人は自然と他の食品との食べ合わせで
バランスをとっているわけ。
玄米と同じくらい完全なバランスなのがもう1つあるんだけど・・
何でしょーか?
答え:母乳
乳離れの後は、玄米に移行するというのもわかります。
乳離れしても他の動物の乳を飲んでいるのは人間だけ。
マクロビはほぼまったく乳製品を使いません。というと、
カルシウムが摂れなくなる!とか反対意見が聞こえてきそうですが。
カルシウムの含有量も成分表で見ると一目瞭然。(100gあたり)
乳製品:牛乳118mg ヨーグルト120mg
穀類:アマランス490mg そば麦114g
豆類:あずき75mg ひよこ豆150mg 大豆135g きなこ226mg 納豆103mg 豆腐146mg
野菜:ブロッコリー103g 大根菜187g
カルシウム=牛乳 は幻想
というか商業による刷り込み。
で、さらにこんなことも!
動物性たんぱく質を消化するのにカルシウムが消費される。
肉食しながらカルシウム摂取が足りないと、
骨の中のカルシウムが出て行ってしまう。
骨粗しょう症の理由です。
カルシウムは海藻や野菜や豆や小魚で十分!
じゃあ何で牛乳飲むの?ってこと。
子牛が短期間で大きく育つのでわかるように、
牛乳は体を大きくする効果がある。
戦後の日本人が背がぐんと伸びたのはそういうわけなのですわ。
しかし、その成分が逆にカルシウムを奪ったり、
乳がん率の上昇の犯人だったり。
大人にとっては害はあっても利はないんじゃないか。って理屈。
昔の人たちが飲んでた牛乳と、
現代の大量生産牛乳は栄養の質も同じではない!
さらに工場牛は抗生物質を投与されている。なぜか。
年中人口妊娠で乳を生産してる農場は
実に昔ながらの自然妊娠で
一生を全うする牛の何倍も乳を搾り取るせいで
乳房が感染症にかかった病気の牛だらけだからだよー!
納得行かない人は、この記事を読むべし。(英語)